はじめに
日本樹脂施工協同組合とは
日本樹脂施工協同組合は、コンクリート建造物の仕上げ材の落下防止や美観の向上をはかる等、補修・改修・補強工事を行う全国の専門業者が集まる団体です。
現在、全国に組合員が約160社おり、ほとんどが調査・診断から設計・施工に関して、長年の経験と優れた技術をもっています。
また、団体として重要文化財の保存工事等の特殊な工事に実績をもっております。
役員
理 事 長 | 末綱龍太 | 理 事 | 諸橋強正 |
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副理事長 | 片山方人 | 〃 | 二村 真 |
〃 | 大屋謙二郎 | 〃 | 小西功倫 |
〃 | 土川敏朗 | 〃 | 山本弘之 |
専務理事 | 山口和之介 | 〃 | 池田晃範 |
理 事 | 伊藤 稔 | 監 事 | 有門愁雄 |
〃 | 高橋洋平 | 〃 | 若井 純 |
〃 | 石原秀章 | 相 談 役 | 渡部秀晴 |
〃 | 川辺孝一 | 〃 | 野村透一 |
〃 | 野村太一郎 |
組合の構成
日本樹脂施工協同組合の歴史
- 1990年4月4日
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- 昭和54年に設立した「日本樹脂施工協会」を発展的に解消し、中小企業協同組合法に基づく事業協同組合として124社でスタート。
- ベルカの「建築仕上診断技術者」制度と建築保全センターの建築リフォーム研修」がスタート。
- 広島原爆ドームの第2回保存工事が実施される。
- 1992年
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- 組合九州支部で在宅心身障害児施設「やすらぎ荘」を改修工事行う。
- 組合員と共同で、組合員が施工した物件で賠償事故が発生した場合に最大3億円を保証するとしいう共同保証制度を制定
- 建設省で「建築改修工事共通仕様書」を制定
- 1995年
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- 特殊アクリル樹脂系の透明塗膜防水材「JKコート工法」、注入口付アンカーピンタイル固定工法「JKテラピン工法」を上市
- 1996年
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- 日本政府の第10次アンコールワット救済チームに参画。
- 1998年
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- 1996年から3年間、建設省建築研究所と実施していた官民連帯共同研究で連続繊維シートの施工法と連続繊維のプレートによる柱の補強工法を研究
- 1998年
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- 建設省の平成10年度版の「建築改修工事標準仕様書」にJKテラピン工法が注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂タイル固定工法として採用される。
- 強化繊維シートの施工者の育成を目的に施工技能者資格制度をスタート。
本制度は2001年「ファースト協会」に移管。
- 2001年
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- 炭素繊維成型版の補修補強工法の特許を取得
- 2003年
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- 透明塗膜とアンカーピンを併用したタイル剥落防止工法「JKセライダー工法」を上市
- 2005年
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- 共同保証制度を改定。対象をJKオリジナル工法に限定。保証期間を10年とする。
- 樹脂注入の技能検定試験の実技試験の内容が大幅に変わる。
- 2006年
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- この年の東京国際展示場で行われたR&R展で「JKセライダー」を全面的にPR
「JKセライダー工法」の施工士、管理士の研修資格制度をスタート
- この年の東京国際展示場で行われたR&R展で「JKセライダー」を全面的にPR
- 2009年
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- 各支部ごとに青年部設立
- 2010年
- 【参考】
- 技能検定「樹脂注入」の合格者が1万人突破。
- 2011年
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- 「JKセライダー工法」の年間施工数量が10万㎡を超える。
- 2012年
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- 「JKセライダー工法」の施工数量の累計が50万㎡となる。
- JKセライダー工法の10年目の調査方法と再補修の方法をまとめる。
- 2013年
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- 小径(φ3.8)の注入口付アンカーピンを導入
- 2014年
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- JKセライダー施工士・管理士資格の取得者が1,000人を越える。
- JKセライダー屋外暴露試験を鹿児島で開始。
- 2015年
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- JKセライダー屋外暴露試験を東京で開始。
- 2016年
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- JKセライダー工法10年目の再改修を東京建設会館、熊本学園大学「蝶」で実施。
- 2017年
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- 長年の働きかけがようやく実を結び、技能検定「樹脂接着剤注入施工」が単一等級から多等級(1・2級)に省令改正される。
- 2018年
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- 組合オリジナル工法として、JKウォール、JKループナイン、JKクリアファイバーW、JKストーンを相次いで上市する。
- 2019年
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- 技能検定「樹脂接着剤注入施工」が1級・2級で実施される。また技能検定への功労から、組合として中央職業能力開発協会会長表彰を授賞する。
- JKセライダー施工士・管理士のライセンス更新講習が始まる。
- 2020年
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- 技能検定「樹脂接着剤注入施工」への功労から、渡部理事長が厚生労働大臣表彰を授賞する。
- JKセライダー施工累積㎡数が1,000,000㎡を突破。
原爆ドーム
R&R展
製品荷姿